2024年2月の新車販売台数で1位となったホンダ・N-BOX。
2023年10月にフルモデルチェンジして3代目となりましたが、相変わらずの人気を誇っています。
ですが、こちらの3代目N-BOX。。。
発表当時は売れ行きが思ったよりも伸びていません。
なぜなら2代目N-BOXが売れていたから!
というのも3代目N-BOXが予約開始されている時期でも、ディーラー在庫の2代目N-BOXが売れていたため、3代目N-BOXの予約が伸び悩んだそうです。
(そんなことってあまりないと思いますが。。。)
さらに、3代目N-BOXは安全装備等も追加されていますが、2代目N-BOXから大きな変化が少ないことも理由みたいですね。
そこで思ったんですよね。
2代目N-BOXを中古で買うのもアリなのではと!
なので試乗してきました!!
まずは特徴からお伝えします。
・2代目N-BOXの特徴
2代目N-BOXは、2017年~2023年まで発売されていました。
ホンダの軽自動車としては初となるHonda SENSINGを全グレードに標準装備となります。
また、N-BOX カスタムは当時としては普通車でも珍しいシーケンシャルウインカーを軽自動車で初めて採用したのもトピックですね。
NA・ターボで新規エンジンとなり、ボディ剛性も上がったことで初代N-BOXから走りの質感が向上しています。
室内空間も初代N-BOXから拡大しているのもポイントです(ボディーサイズを変更できない軽自動車でこれは驚愕)。
・いざ試乗!
今回試乗したのは2017年式N-BOX カスタム G L Honda SENSINGでNAモデルとなります。
販売当時の価格は169万円。
試乗した中古車は走行距離約2万km、修復歴無しでナビ・ETC装備で約130万円程度でした。
まず感じたのは室内の圧倒的広さ!
スーパーハイトワゴンの良さってこれですよね。
感覚的には先日試乗した三菱・デリカミニより室内空間は広く感じました。
内装もコンパクトカーより良く、メーターには天気予報を表示させることも可能!
不満な点は特にありませんね。
次に走行性能ですが、やはり車重と車高があるため止まる・曲がる性能については、ある程度妥協が必要です。ボディー剛性も三菱・デリカミニと比べると、年式の差を感じます。
しかし、加速は思いの外悪くないですね。
NAエンジンながら、三菱・デリカミニのターボ車と加速の体感は変わらないような気がします。
さすがはエンジンのホンダと言われるだけありますね。
試乗した車にはETCが装備されていましたが、高速道路を走るのはちょっと。。。と思いました。
燃費はエアコンを使用して約19km/Lでした。スーパーハイトワゴンと考えるとまずまずではないでしょうか。
・実際に2代目N-BOXはアリ?
車としての完成度は、スーパーハイトワゴンでは高いと感じました。
2017年と7年前の車になりますが、特段古さも感じませんし、特に困ることもないと思います。
今回試乗した車は約130万円程度で購入できますが、3代目N-BOXで同等仕様となるカスタムのベースグレードは車両価格184万円、そこからナビ等のオプションや諸経費を入れると大体230万円ぐらいです。
約100万円の差がありますが、これだけ差があるなら中古車の2代目N-BOXもアリだと思います!
仮に5年ローンで購入したら年間20万円以上お得になりますし、浮いたお金は次に購入する車の資金に充てることも出来ますよね。
個人的には、フルモデルチェンジしても変化の少ない3代目N-BOXを新車で購入するより、2代目N-BOXを中古で購入してしばらく乗り、4代目N-BOXが発表されたときに新車で購入するのがいいかなと思いました。
でも。。。
7年落ちの軽自動車がいまだに130万円もする現実についていけないのは僕だけでしょうか。。。