イギリスの名門ブランドであるジャガー。
その中でも私が好きなXEを今回ご紹介します!
ジャガーと聞くだけで故障が多いのではと身構える人もいるかと思いますが(笑)、
故障の注意点も踏まえてご紹介いたします。
・ジャガー・XEの概要
ジャガー・XEは2015年に発売されたDセグメントセダンです。
ジャガーではFセグメントにXJ、EセグメントにXFと2台のセダンが存在しており、XEは末っ子となります。
車両サイズは全長4680mm、全幅1850mm、全高1415mmで機械式駐車場に収まるサイズで、日本でも取り扱いしやすい大きさです。
搭載されるエンジンは直4 2000ccガソリンターボ、直4 2000ccディーゼルターボ、V6 3000ccガソリンスーパーチャージャーの3種類が設定されており、出力は年式やグレードで差があるのですが
直4 2000ccガソリンターボ:200~300馬力
直4 2000ccディーゼルターボ:180馬力
V6 3000ccガソリンスーパーチャージャー:340~380馬力
となります。
駆動方式は発売当初FRのみでしたが、後に4WDも追加しています。
販売価格は400~800万円程度と一般的な輸入車Dセグメントセダンですね。
このジャガー・XEですが、ジャガーのEVシフトにより2023年末で生産終了となりました。
新車の在庫車もディーラーによってはあるようですが、今から手に入れるには基本的に中古車のみとなります。
・ジャガー・XEの特徴
ジャガー・XEの特徴として、ハンドリングの良さがあります。
ハンドリングと聞くと、競合相手であるBMW・3シリーズがよく挙がりますが、
ジャガー・XEも負けておりません!
ハンドルを切ればスッと曲がり、その際のボディーロールも自然であり、
さらに乗り心地がいい!
スポーツセダンでありながら、足回りが固くないのは高評価です!
内装はドイツ勢のライバルには負けていますが、2020年モデルからインフォテインメントをジャガー・ランドローバーで採用されている「Touch Pro Duo」に変更したことで大きな差は感じなくなっています。
ただし、Dセグメントセダンなので室内空間は限定的です。
特に後席は広くありませんので、日常的に後席を使用する環境の方は注意が必要です。
・ジャガー・XEの中古価格や注意点
中古価格をグーネットで調べたところ、全90台で112~553万円でした。
112万円は安い!!
年式は2015年製2000ccガソリンターボで走行距離7万kmですが、修復歴なし。同一年式の国産コンパクトカーと同等の価格です!
この金額で英国紳士になれてしまうなんて。。。
ただジャガー・XEもジャガーということで?故障というか持病もいくつかあります。
まず2000ccディーゼルターボのエンジンマウント破損です。
早い個体では3万kmで交換が必要になり、約30万円近くの費用が掛かります。
これはどうやらアイドリングストップの復帰時の負荷が大きいようで、アイドリングストップをエンジン始動時に毎回切れば長持ちするようです。
あとは地上デジタル放送のテレビ映像が映らなくなるのは定番のようですね。
あとは大きな故障は無いようです。
つまり、ガソリンモデルでテレビを普段見ない人なら特別気にすることなく、ジャガー・XEのオーナーになれるわけですね(笑)
もちろん輸入車ですのでそもそもの整備費用は高額ですが、
扱いやすいサイズでハンドリングも乗り心地も良く、
中古価格も安いとくれば、おすすめしかないですね!
皆様も英国紳士となるべく検討してはいかがでしょうか。